『セナー…セリティナー』 誰かが私を呼んでる…? 『…ナ…セリティナー』 この声は…ラスティナ姉様!? 私を探してくれていたのね! 「姉様、私はここにいます!姉様!」 ラスティナ姉様の声は聞こえるのに… 私がそれに返事を返しても、姉様はずっと私の名前を呼んでいるだけ。 姉様はここにいるのだろうか? 真っ暗なこの世界では、何も瞳に映し出さない。 「ココ…どこ?…私は確か…」 …地上に来ていたはず。