地上って何て声が響くのかしら。 すっごく気持ちいい! …チチチッ 「…ん?どうしたの?」 急に歌うのを止めた小鳥に疑問を感じたセリティナだが、平穏な場所で育てられた彼女には何が起ころうとしているのか分かるはずもない。 「…あっ…行っちゃった」 小鳥たちは何かから逃げるかのように、一斉に飛び立って行ってしまった。 「…もう少し一緒に歌いたかったな…」 はぁ~っと溜め息を吐いた瞬間。 目も開けられない程の強風がセリティナを襲った。