「セナ!待ちなさい!どこへ行くの?」 「ちょっと散歩するだけだよ。ヤティも連れて行くから大丈夫!」 そう言いながらさっさと行ってしまった妹を見て、姉であるラスティナは溜め息を吐く。 「…本当にお転婆娘なんだから」 まだあの子は地上に行きたいと思っているのだろうか…。