「栄司遅いじゃないかー」

レジにいた真咲が大げさに言ってきて
1番こいつが俺のことをわかっているんだろう。



「今日はなんだ?女子からの告白?」

ニヤニヤと俺の肩に手を回す。

「いや、先生に手伝えって…」

軽く真咲のてを振り払う。

「お前って小さい頃から変わらないなー頼まれると断れないとこ」

「自分が1番わかってるよ」

ムスっとすると真咲は笑って俺の頭をぐしゃぐしゃっとして

「まあ、そこが栄司のいいとこじゃない?じゃあ俺ゴミ出ししてくるわー」

店から出て行った。




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