「東堂はお嬢さまを応援しますよ」 東堂は優しく笑った。 東堂要はわたしの専属の執事。 幼い頃から面倒を見てもらいお兄様のように慕っていて信頼もしている。 優しく、なんでもできる東堂。 「東堂は優しいのね」 けど、あなたは執事。 「お嬢さまのためなら」 そう言うあなたはなんて思っているのかしら? 「では、車を出してきますので下で待っていただきますね?」 「ええ、わかったわ」 東堂と恋ができたなら、なんて。 .