お嬢さまとの365日






「あ、浅野くん遅いよー」

ニコッと店長は笑い俺の肩に手を置いた。

「あ、すみません」



やっぱり近くで見るとさっきの女の子で
お人形さんみたいに可愛かった。



「お前何したんだ?」

店長は聞こえないように耳元で言い

「あ、じゃあごゆっくり~」

2人に笑顔を振りまきそそくさと事務所にいってしまたった。



お嬢さまを見ると黙ってこっちを見つめている。

とりあえず謝ろう!



「あ、あの」

「浅野さま、とりあえずここはお邪魔になりますので外に出ましょうか」

俺の言葉は執事だろうスーツの男に消された。

「はい…」


もう嫌な想像しかできなくて
俺の足取りは重かった。




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