Black Queen【2】




その様子を見て、百鬼凰の何人かは顔を青ざめて裏倉庫から出ていった。


「あぁ~逃げちった。」


「今のは貴方が悪いでしょう」


「そんなの知らねぇよ、あいつらは裏切り者だ。」


「誰だって貴方があんな事をしていたら逃げたくなるでしょ」


「あ?裏切り者は裏切り者だ。帰ってきたらお仕置きしないと」


そう言って幡山 千暁は笑った。

気持ちが悪いくらい不気味に。

「お仕置き?」


「あぁ、楽しいぜ?」


「どんなことをやるんですか?」

「それ聞いちゃう?えぐいぞ~」

「…?」


えぐい?


「だって…」


そこで幡山 千暁は言葉を止めて、後残り少ない仲間を捕まえて腕を掴んだ。