倒れた奴を時々幡山 千暁が蹴っていた。
「ちっ、役たたずが」
そんな事を言いながら。
殴っても殴っても終わらない。
避けようとしても、さすがにこんなに大勢居たら避けれない。
バキッ
「っ!!」
いきなり突然後ろから木材で頭を殴られた。
後ろを振り向くと幡山 千暁が笑ってそこにいた。
「…殺しますよ?」
「お!こえ~」
冗談抜きで本気で殺気を出して言ったのに、こいつはケラケラ笑う。
後頭部を触ると少し血が出てるのがわかった。
「ちっ、そんな卑怯な真似して恥ずかしくないんですか?」
「恥ずかしい?」
幡山 千暁はふざけてるのか首を傾げて言ってきた。
「はい、普通恥ずかしいでしょう?貴方にはプライドがないのですか?」
「プライドねぇ~。残念だけど俺にはそんなもんねぇわ。俺にとって金属バットを使おうが木材を使おうが卑怯な真似に見えないしね」
そう言いながら目の前にいる仲間を右手で持っている木材で殴った。
「ち、千暁さ…ん?」
殴られたそいつは目を見開いて幡山 千暁を困惑しながら見た。
「俺の前にたつな。邪魔」
「え…?」
男が焦ってると、幡山 千暁は木材を上に振り上げて又そいつを殴った。
バキッ
男は意識を失ったのかバタッと倒れていった。


