Black Queen【2】




きっとこいつも喧嘩したかったんだろうなぁとそう思った。


「ま、そんな『ブオォオォォン』」


俺の声を遮って爆音のバイクの吹かす音がした。


うるせぇ、鼓膜瞑れたらどうするつもりだ?


俺は不機嫌になりながら、そいつのバイクを見てると『百鬼凰』と書かれたステッカーが貼られていた。


無意識に口の端が上がってくる。


そいつは俺達の前でバイクを止めて、バイクから降りる。


黄色の髪。

たく、ふざけた髪色にしやがって…。



『ブオォオォォン』


又バイクの吹かす音が聞こえたかと思ったら、そのバイクは黄色の髪の奴の横に止まってバイクから降りた。


お仲間か…?