きっとこいつも喧嘩したかったんだろうなぁとそう思った。
「ま、そんな『ブオォオォォン』」
俺の声を遮って爆音のバイクの吹かす音がした。
うるせぇ、鼓膜瞑れたらどうするつもりだ?
俺は不機嫌になりながら、そいつのバイクを見てると『百鬼凰』と書かれたステッカーが貼られていた。
無意識に口の端が上がってくる。
そいつは俺達の前でバイクを止めて、バイクから降りる。
黄色の髪。
たく、ふざけた髪色にしやがって…。
『ブオォオォォン』
又バイクの吹かす音が聞こえたかと思ったら、そのバイクは黄色の髪の奴の横に止まってバイクから降りた。
お仲間か…?


