「うっせぇ」


「はぁー…」


蒼は少し溜め息をついてから席をたった。


「どっか行くのか?」


「はい、少し出掛けてきます」


「ふーん」

その時

蒼が一瞬楽しそうに笑ったように見えたけど気にしなかった。
そのまま蒼は幹部室から出ていった。

蒼が居なくなったら、この部屋に残るのは優也と雅と私だけか。


なんもやる事ねぇし暇だなぁ~。


奏今頃誰かと喧嘩でもしてんのかなぁ~。


蒼何処に行ったんだろ


そんな事を悶々と考えていたら眠たくなってきた。


そのまま眠気に逆らえず瞼が閉じていった。