「あ!そうだな!秀人連れていくわ!あいつ入院してたから喧嘩なまってるんじゃねぇかな~」



奏はニヤニヤしながら幹部室から出ていった。


どうせ秀人をからかうつもりなんだろうなぁ。



「さてと…」


私は冷蔵庫にビールを取りに立ち上がった。


ガチャ


そんな音を出して冷蔵庫が開く。


冷えきったビールを一本取り又ソファーに戻った。


ビールを開けるとプシッと音がなり、それに続いてビールを喉に流し込んだ。


「…うっめぇ!」


「加那さん…おっさんみたいです。」


蒼が私を冷たい目で見る。