Black Queen【2】




すると、フワッとそいつの髪が俺の顔にあたった。


長い

長い髪があたった。


『お…女…?』


俺は困惑しながら聞く。


『ふっ』


そいつは笑った。


俺は無意識にそいつの肩を掴んだ。


『…』


掴んだ瞬間確信した。


この細い肩は…男のもんじゃねぇ…。


女だ。