『ふぅ…はぁ…』 ヒヤッとする風が俺の頬にあたる。 奥に進むほど光が無くなっていきどんどん暗くなっていく。 ガンっと体に痛みがはしった。 『いってぇ…』 どうやら俺がぶつかったのは壁だったようだ。 『此処で行き止まりか…』 くそ! 俺は体を元来た道に方向を変える。 すると ゾワゾワと寒気がした。 鳥肌が一気にたった。