私は少し感心してから、カーテンで隠れてるベッドに近づいた。 そこには、包帯を身体中に巻いた栄留の姿があった。 栄留はぐっすりと眠っているようだ。 「一膳の奴…っ…」 私の目が段々とつり上がっていくのが、自分でも分かる。 視界の端に奏達が少し引きぎみになっているのが分かった。