Black Queen【2】




私は少し感心してから、カーテンで隠れてるベッドに近づいた。


そこには、包帯を身体中に巻いた栄留の姿があった。


栄留はぐっすりと眠っているようだ。


「一膳の奴…っ…」


私の目が段々とつり上がっていくのが、自分でも分かる。


視界の端に奏達が少し引きぎみになっているのが分かった。