それからも松山について話をしてると
ガチャッとドアが開いた。
「お!蒼やっときたか」
「奏!あまり松山さんには迷惑かけないように」
「聴いてたのかよ!」
「三人とも声が大きくて外に丸聞こえです」
「相変わらず蒼は松山に慕ってんな」
「あの人は僕の親なんで」
蒼のその言葉に、幹部はみんな蒼の過去を知ってるから優しく笑った。
蒼の事を助けてくれた松山
蒼は親がつかまってから蒼の祖母が金を出していて一人暮らしをしていた。
五ヶ月前までは・・・。
実は、五ヶ月前に蒼の祖母は永眠してしまった。
蒼の親はまだ捕まったまま。
それに釈放されても蒼を引き取る気はないだろう。
蒼の親戚などはみんな蒼を引き取らがらなかった。
それを知ったあたしは蒼を闇龍の倉庫に住まわせようとしていた。
・・・けど松山が蒼に「俺がこれからお前の親になったる」って突然蒼に向かって手を差しのべながら言った。
蒼は泣きながら松山の手をとった。
だから今は松山の家で蒼は暮らしている。


