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「お前・・・あの闇狼だったのか・・・」
「思い出したんだ」
隼人は嬉しそうに二コッと笑った。
あの頃とは全然違う隼人。
そーいやあれから闇狼の名前は聞かなくなっていたな。
まさかその闇狼が隼人だったなんて・・・
「あの時は・・・ありがとうな?」
照れくさそうにそう言った隼人
「あぁ」
「ま、後ろに敵がいるの気づいていて教えてくれなかったときは・・・ひでぇと思ったけど」
「・・・ははは」
あたしは思わず苦笑いする。
「ま、あの時は俺馬鹿だったからな」
そう二カッと可愛く隼人は笑った。
「ふっ」
それにあたしもつられて笑ってしまった。
隼人はそんなあたしを見て安心したのか
「あのさ・・」
言いにくそうに口をゆがませた。
「なんだ?」
「お願いがあるんだ」
お願い?
あたしは首をかしげる。
「俺たち金狼は最近できた族だ・・・。この前も屍につぶされそうになったし・・・」
あぁ・・・隼人が言いたいことが分かった。
「あぁ・・いいぜ?」
あたしは隼人が言い終わる前に先に返事をした。
「え?」
隼人は目を見開いてあたしを見た。


