Black Queen【2】



あたしはそんな闇狼を見て笑った。

ー・・・昔のあたしそっくりで

闇狼はあたしに気をとられていて後ろの敵に気づいてなかった。

あたしはそれに気づいていたけど教えるわけもなく
それを静かにみていた。

ガンっ

嫌な音が響いて

闇狼は頭から血を流して倒れていった。

「ばかじゃねぇの?」

『俺』はそう呟いた。

男の声に変えて。

闇狼を殴ったその男は金属バットを持ちながら二ヤッと笑った。

金属バットには闇狼の血がべっとりついていた。

「はぁー・・・お前俺に勝てると思ってるわけ?」

そんな俺の言葉を聞かず

男は金属バットを振りかざしてきた。

馬鹿だろ?

そんな思いっきり振りかざしたら・・・・・

「隙ありすぎ・・・」

俺は容赦なく男の腹を殴って更に男が苦しそうにしてるうちに
後ろに回って蹴り飛ばした。


男は綺麗に吹っ飛んだ。


俺はもう誰も敵がいない事を確認して倒れてる闇狼に近付いた。


「・・・何者だ・・てめぇ」

「・・・まだ意識あったんだ」

「・・・うっ・・・」

闇狼は痛いのか顔をゆがめた。