あたしはそんな闇狼を見て笑った。
ー・・・昔のあたしそっくりで
闇狼はあたしに気をとられていて後ろの敵に気づいてなかった。
あたしはそれに気づいていたけど教えるわけもなく
それを静かにみていた。
ガンっ
嫌な音が響いて
闇狼は頭から血を流して倒れていった。
「ばかじゃねぇの?」
『俺』はそう呟いた。
男の声に変えて。
闇狼を殴ったその男は金属バットを持ちながら二ヤッと笑った。
金属バットには闇狼の血がべっとりついていた。
「はぁー・・・お前俺に勝てると思ってるわけ?」
そんな俺の言葉を聞かず
男は金属バットを振りかざしてきた。
馬鹿だろ?
そんな思いっきり振りかざしたら・・・・・
「隙ありすぎ・・・」
俺は容赦なく男の腹を殴って更に男が苦しそうにしてるうちに
後ろに回って蹴り飛ばした。
男は綺麗に吹っ飛んだ。
俺はもう誰も敵がいない事を確認して倒れてる闇狼に近付いた。
「・・・何者だ・・てめぇ」
「・・・まだ意識あったんだ」
「・・・うっ・・・」
闇狼は痛いのか顔をゆがめた。


