Black Queen【2】

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次の日学校に行くと


「加那!」

隼人に廊下で呼び止められた。


やっぱり・・・

あたしは後ろを嫌な顔をしながら振り返った。


幸い廊下にはあたしと隼人しかいない。

「なんだ?」

でも、一応どこで誰が聞いてるか分からないから男の声で答える。

「・・・話がある」

「はぁー」

思わず溜息をついた。


あたしは隼人が歩きだしたほうに距離をあけてついて行く。


隼人が向かった場所は第二情報室。

パソコンがたくさん置いてある部屋だ。

昔はよく使われていたらしいけど今は誰にも使われていない。


「何?」

声を低くしてあたしは隼人に言う。

だいたい言いたいことは分かってる。


隼人は一回深呼吸をして

「・・・お前は一体何者なんだ?」

と聞いてきた。


やっぱり


「何者?っていわれてもねぇー・・・・」


「・・・普通の女があそこまで強いはずがない」

「あたりまえだろ?普通の女じゃねぇんだから」

「最初から怪しいと思ってたんだ」

「なにが?」

「俺たち金狼を見ても一つも怖がる様子もないし」

「何がいいてんだ?」