「てめぇ・・・よくも俺の仲間を」

「ふっふひひひ~」

あぁ、完全に狂ったな。

いつの間に薬なんかやりやがった・・・。

「谷部は死んだのかぁ~」

こんな奴に隼人が・・

そう考えた後ブチっと何かが切れた


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「はぁ・・・はぁはぁ」

次ぱっと意識を戻した時は

目の前で基が血だらけで倒れていた。

その時ちょうど救急車が入ってきた。

隼人が運ばれていく。

そしてもう一台救急車が入ってきた。

目の前の基が運ばれていった。

誰かが呼んだんだろう・・・


あぁ・・・やっちまった・・・

「基は死んではないだろうけど、ありゃ重症だぜ?」

そう言って私の横に来たのは俊哉だった。

「・・・。」

私は自分の血がついてる拳をジッと見ていた。

「つーか、今さらだけどお前何者だ?」