Black Queen【2】


「残念。んじゃ、こっちからも行くぜ?」

私はそう言って基と同じように足を攻めた。

それを避けられたが、その隙に基の後ろに回って背中を蹴った。

「ぐぁっ」

基は地面に膝をつく。

それと同時に顔面に蹴りをくらわせた。

バンっ

物凄い音が倉庫に響いて、基は白目をむいたまま地面に倒れた。

あぁー・・・おわちまった。

隼人はその光景を見て、驚いていた。

ま、当たり前の反応だろうが。

「んで、なんでY県のトップが金狼の倉庫に?」

私は最初から思っていた疑問を隼人にぶつけた。

「・・・前偶々女が襲われてる所を目撃して助けたんだよ。その女を襲ってた奴らが屍の奴らだったらしく俺はそんな事も知らず病院送りにしたんだよ。」

「ってことは、金狼が悪いんじゃなくて屍が悪いんだな?」

「あぁ」

ま、屍は前から嫌な噂しかなかったからなー・・・