基はこっちを見てニヤニヤ笑っている。
「へぇ~?秘密兵器?それは知らなかったぜ?」
「当たり前だろ?だって秘密兵器なんだから」
「秘密兵器ねぇー?じゃあ強いんだろうなぁ?」
「誰に言ってんだ?」
私はそう言った後、フッと笑って基のとこまで近づいた。
「隼人より俺の方が楽しいぜ?」
「・・・お前生意気だなぁ?気に入った。いいぜ、ここは谷部との喧嘩は中断してお前と喧嘩してやるよ。」
「な!?何言ってんだよ!?」
「隼人は黙ってろよ?俺が負けた後にこいつとヤればいいだろ?」
私はそう言って妖艶にほほ笑んだ。
その途端隼人は黙りだした。
いや、目を見開いて固まった。
「じゃあ、やろうぜ?総長さん?」
「ふっ」
基はニヤッと笑うと、最初に私の足を狙ってきた。
それを軽く飛んでかわすと次は右から拳がとんできた。
「おっと」
それも、よける。
「ちっ」
それが気にくわなかったのか基は眉間に皺をよせた。


