「いい加減もう学校じゃないんだし、ウィッグとれば?」
「あぁ、そうするわ」
私は、するりとウィッグを取った。
ふうー・・・
頭軽くなった。
「ま、このことは誰にも言わねぇよ」
「ありがとうな」
「おー」
「それよりも隼人も同じ学校だったんだな」
「まぁな!やっぱ不良だったら東山だろ!」
「何その理由~」
「笑うなよ!」
それから隼人と話はどんどんと盛り上がっていった。
「でなぁー」
調度隼人が違う話をしようとした時
ガチャッと幹部室の扉が開いた。
「あー・・・疲れたー」
「隼人はいんのかー?」
「いんじゃね?」
三人の男たちがゾロゾロと一気(いっき)に入って来た。
その中でも一人だけ知ってる奴と目があった。
「あ!てめぇ!なんで此処にいんだよ!」
「俺が連れてきたんだよ」
「はぁー?」
そうこの五月蠅いのは兼二だ。
「誰だ、その女?」
オレンジ髪をした奴が私をジッと見てきて、そう言った。
「俺が連れてきた」
「隼人が?へぇー・・・」
オレンジ髪の奴はジロジロと私を見てきた。
後もう一人、兼二の後ろに居る赤髪の奴は私チラッと見ただけで何も言って来なかった。


