Black Queen【2】

そんな可哀想な携帯をポケットに閉まって、倉庫の前にいる男を見た。


一人で煙草を吸っていた。


そして、何にもないとこでこけた。

だのに、何もなかったように立ち上がって又煙草を吸出した。



「ぷっ」


思わず笑ってしまった私。


そんな私にやっと気付いたのか男はこっちをバッと勢いよく見てきた。


目があった瞬間男は顔を真っ赤にしていた。