Black Queen【2】




「それが分かったら苦労しねぇだろ。」


斗真に冷たい目で見られた。


怖ぇー…。


「そ、そうだよな!」


「でも…もうそろそろ加那さんも我慢できねぇだろ。決着つけに行くんじゃねぇか?」


雅が灰皿に煙草を押し付けながら言う。


煙草の煙がまだユラユラと揺れている。



「…かもな」


只でさえ手の早い加那だからな…。


加那は赤髪野郎と殺りあうんだろうなー…。


俺は…一膳。



なんか負けた時の事を思い出したら、すっげぇむかつく…。

次は絶対負けねぇ。

半殺しにしてやる。


「どうした奏?」


「へ?」


突然雅に喋りかけられて、変な声がでた。



「いや、すっげぇ怖い顔してたから」


あらら…無意識に顔に出てたか。