Black Queen【2】




「…その金狼だっけ?」


「はい」


「私…そいつらと会ってくるわ」


私はそう言って吸い終わった煙草を灰皿に押し付けた。


「はぁ!?何言ってんだよ!!加那」

奏が目を見開きながらソファーから立ち上がった。


「まぁ、まぁ落ち着け」


私はそう言って、ウィッグをとった。


「女だったら、あんま警戒されないし近付けるかも」


「はぁ!?」