「んじゃ、帰るな」 私がそう言って右手をあげると 「え~帰ってまうんかぁ~」 明希が悲しそうな顔をしていた。 ごめん!明希! 心の中で謝って、さっさと屋上から出た。 財布と携帯はポケットにあるから教室には向かわず駐輪場に向かった。 「あれ?」 駐輪場に行くと… 「奏?」 がいた。