Black Queen【2】




「加那さんも相当きてるんじゃねぇか?」


雅がタバコの煙を天井に向かって吐き出しながら言う。


「…かもな、鉄二さんも栄留も奏も殺られた訳だしな」


斗真が難しい顔をしながら、こっちをチラっとみた。


殺られて悪かったな…。


「…こんなに闇龍が攻められてるのも初めてだしな」


珍しく優也も真剣な顔をして言う。


こいつにもこんな顔できんだな…。


「赤髪野郎…一体誰なんだろうな…」


俺は雅が吐き出してるタバコの煙を見つめながら言った。