「くそ!!一膳の奴!!」
ガンと奏が椅子を蹴った。
「落ち着け、奏」
「落ち着いてられるか!?今度は栄留が殺られたんだぞ!?」
「分かってる」
「加那は分かってねぇ!」
「分かってる」
私は奏を睨んだ。
相当な殺気が出ていたのか、黙りだした。
少しの間沈黙が続いて
「…病院に行くぞ、誰か蒼に伝えとけ」
私はそう言ってソファから立ち上がって幹部室から出た。
バタンと扉が閉まった。
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奏side
「なんだ…?あの殺気…。」
俺は加那が幹部室から出ていった後ポツリそう呟いた。
「それ俺も思った」
さっきまで加那には敬語だった斗真が同意した。
「あんな殺気見たことがねぇ…。正直鳥肌がたったぜ…」
俺は鳥肌がたった腕をさすった。


