Black Queen【2】





加那が続きを喋ろうと息を吸った瞬間



「これが欲しいんだろう?」



それよりも先に新庄 光が喋りだした。


新庄 光は右手に袋を揺らして一膳をチラッと見た。



「…って言ったんだよね~。一膳覚えてる?」

いきなり新庄 光の様子が変わった。

「あぁ」


「ドラッグってもんはさぁ~高いんだよなぁ。一膳はドラッグが欲しくて欲しくて…でも金がない。ほとんどの奴等はそれで犯罪にてを出す。そうだろう?」


新庄 光は加那に応えを求めた。

「…あぁ」



加那はそれに一言応える。


「どうせいつか一膳も犯罪に手を出すなら…利用すればいい。そう思ったわけ。だから交換条件をだした」


「だからなんだよ!その交換条件は!?」


俺は思わず待ちきれなくなって大声をだした。