黄色髪が樹…こいつとはあんまり関わりはなかったけど俺と一緒の幹部。
金髪が大和…こいつは全く関わりがなかった。確か…次期幹部だった気がする。
俺は樹、大和そして泰を睨む。
たく、やっかいな奴らが増えたじゃねぇか…。
「やったのか?」
泰は嬉しそうに口の端をあげながら樹に言った。
けれど、それの反対で樹と大和は顔を伏せていた。
そして、樹がバッと顔をあげて
「…逃げてきました」
と言った。
俺は樹の顔を見て驚いた。
樹の顔は…目は腫れていて、痣だらけで口は切れていて可哀想な顔になっていた。
樹がそうなら横にいる大和もそうなんだろう。
泰は二人を睨んで
「……逃げてきただと?」
低い声で言った。
「…はい」
泰は黙って二人に更に近付いていく。
二人は顔を真っ青にしだした。
あぁ…
泰が何をしようとしているのか分かっている俺は思わず目を瞑った。
その時
又バイクのうるさい音が耳に響いた。
今回は二台どころじゃない何台ものバイクが裏倉庫に入ってきた。
誰だ?


