「泰…」
そこに居たのは山木 泰だった。
「なんで闇龍の奴がいるんだ?」
「…っ…」
「なんで黙ってるんだ?」
泰はカツカツと足音を鳴らしながらドンドンと近づいてきた。
そして目の前まで来て
「これは欲しくないのか?」
と言って白い袋を俺に見せてきた。
「…っ…」
泰が見せてきた白い袋をチラッと見て顔をふせた。
「なんですか?その袋」
すると、突然狭山蒼が泰に問いかけた。
泰は馬鹿にしたようにフッと笑った。
「本当はわかってるんだろ?」
「薬…」
「なんだやっぱりわかってんじゃん」
「…。」
「で、お前いらねぇの?」
泰はそう言って又白い袋を俺に見せてきた。


