「おつかれ」
突然左肩を捕まれてバッと横を見ると加那さんがいた。
あれ?とキョロキョロ周りを見てみるとさっきの男三人は意識を失っているのか倒れていた。
いつの間に…倒していたんだろう…。
俺はびっくりして目を見開いていると
「奏電話しとけ」
加那さんは後ろを振り返った。
俺もそんな加那さんを見て振り返った。
そこには怪我一つもない奏が携帯に耳をあてて立っていた。
奏は俺の視線に気付いてニッと笑ってきた。
「あ?祐司さん?」
奏の電話相手は祐司さんという人らしい。
俺と加那さんは電話してる奏を二人で見ていた。


