「うっ…」



あまりの痛みに倒れこんだ。


床に血が広がっていく。


俺の血が。


俺は刺した奴の顔を見る。




「一膳…てめぇ…」




一膳はニヤッと笑って、


「友情ごっこは終わりだ、後もうちょっとは利用できるかと思ってたのによ」


と言って笑った。


友情ごっこ?


そうか、お前には俺らの友情なんかごっこにしかすぎなかったんだな…。