Black Queen【2】



「なんだ?思い出したか?」


「あ、はい」


「そうか、それはよかったな。でも、あいつおっせぇー…」


加那さんはコンビニの入り口を睨んでいた。


すると、コンビニのドアが開いて奏っていう奴が出てきた。


「あ~、加那ーごめんごめん!ジュース選ぶのに時間かかっちまった」


「どんなけ選ぶのに時間かかってんだよ!」


「いやーなっ?俺って優柔不断だから…って!お前!!」


いきなり奏っていう奴に指を差された。


「蒼じゃねぇか!!」


まさか俺のことを覚えてるなんて思わなくて驚いた。


しかも…呼び捨て。

じゃあ、俺も遠慮なく呼び捨てにしよ。


「奏久しぶり」