俺なにしてんだろ?
俺…なんのために生きてるんだろう。
だっせ…。
結局それからは二人がコンビニから出てくる前に俺以外全員その場から逃げるように解散した。
俺はコンビニの前で一服してから帰ろうとした。
煙草を取り出して改造ライターで火をつける。
白い煙が暗闇に上に上がるほど溶け込んでいった。
それをボッーと見ていたら左横で誰かが煙草を吸い出した。
ゆっくりと視線を左横に向けると、そこには加那さんが煙草を吸っていた。
「蒼だろ?久しぶりだな」
俺はその言葉を聞いて驚いて目を見開いた。
「覚えていたんですね?加那さん」
「まだ相変わらず敬語なのか?」
「いえ、治そうとしてるんですけど…やっぱりずっと敬語で喋っていたので…」
「ふっ、そうか。別にいいんじゃねぇの?」
「…」
「それがお前なんだし」
「…」
なんでこの人は二回しか会ったことないのに、上りゆく煙のように俺の心にスッと溶け込んでくるんだろう。


