Black Queen【2】




「あ?なんだって?聞こえねぇなぁー」


俺の仲間がからかいはじめた。

それに他の奴等も面白がって二人をからかいはじめた。


「あれ?よく見ると女のほう美人だねぇ。」


「そんな男と一緒にいるより俺達といるほうが楽しいって!」


「ぎゃはははは」


二人はそんな俺達を見て、睨む目付きがだんだんと鋭くなってきた。


あっちゃー…怒ってるよ…


「おい、お前ら「うぜぇ」」


いい加減にもう止めようとしたら、鳥肌が立つような低い声が聞こえた。


その途端に一気にシーンと静かになった。


その低い声は加那さんだった。



「どけ」



加那さんがそう言うと俺達は後退りしながら退いた。


危険な何かを感じとって全員が(この女やばい)と思ったんだろう。


コンビニに入る直前に男は笑いながら最後こう言った。



「だっせ」


全員恥ずかしいのか下を向いていた。


ださい…確かにそうかもな。


「はぁー…」


俺の口から大きな溜め息がでた。