「あ?なんだって?聞こえねぇなぁー」
俺の仲間がからかいはじめた。
それに他の奴等も面白がって二人をからかいはじめた。
「あれ?よく見ると女のほう美人だねぇ。」
「そんな男と一緒にいるより俺達といるほうが楽しいって!」
「ぎゃはははは」
二人はそんな俺達を見て、睨む目付きがだんだんと鋭くなってきた。
あっちゃー…怒ってるよ…
「おい、お前ら「うぜぇ」」
いい加減にもう止めようとしたら、鳥肌が立つような低い声が聞こえた。
その途端に一気にシーンと静かになった。
その低い声は加那さんだった。
「どけ」
加那さんがそう言うと俺達は後退りしながら退いた。
危険な何かを感じとって全員が(この女やばい)と思ったんだろう。
コンビニに入る直前に男は笑いながら最後こう言った。
「だっせ」
全員恥ずかしいのか下を向いていた。
ださい…確かにそうかもな。
「はぁー…」
俺の口から大きな溜め息がでた。


