僕は危険を察知して、後ろに後ずさった。 「お前なんかいなくなっても、誰も気付かねぇよ」 和樹さんも母も狂ってる。 このままじゃ駄目だ。 殺される!! そう思った僕は震えながらも立ち上がり走った。 「逃げんな!!」 後ろから追いかけ来るのが分かった。 怖い… 誰か助けて!!