今の時間帯は母と和樹さんどっちもいない。
きっと二人とも仕事なんだろう…。
「はぁー…」
大きな溜め息をついてると、黒い車が一台家の駐車場に停められた。
あれは和樹さんの車…
もう帰ってきたのか…
ストレスでお腹が痛くなる。
逃げたいけど怖くて逃げれない。
そんな弱い僕が情けなかった。
車から降りてきたのは和樹さん…と母だった。
どうやら母も一緒に帰ってきたらしい。
あぁ…さいやくだ…
これから起きる事を想像して頭も痛くなった。
二人が家の扉を開けて家の中に入ってきた。
そして数分後
大声で僕の名を呼ぶ。
「蒼!!」


