Black Queen【2】




今の時間帯は母と和樹さんどっちもいない。


きっと二人とも仕事なんだろう…。


「はぁー…」


大きな溜め息をついてると、黒い車が一台家の駐車場に停められた。


あれは和樹さんの車…


もう帰ってきたのか…


ストレスでお腹が痛くなる。


逃げたいけど怖くて逃げれない。


そんな弱い僕が情けなかった。


車から降りてきたのは和樹さん…と母だった。


どうやら母も一緒に帰ってきたらしい。


あぁ…さいやくだ…


これから起きる事を想像して頭も痛くなった。


二人が家の扉を開けて家の中に入ってきた。



そして数分後


大声で僕の名を呼ぶ。


「蒼!!」