Black Queen【2】




そんな僕を見て松山さんは


「なんややっぱ蒼は笑ったほうがイケメンやで」


と笑ってくれた。


「…。」


少し恥ずかしくて黙っていると


「なんや照れとんか?」


と松山さんはからかってきた。

「違います!」


「ははは!蒼可愛らしいやつやなあ!しゃーない特別にワシも一緒に病院についていったろ!」

「え!?」


少し驚いて目を見開いた。


「なんや?嫌か?」


「…いえ」


「子供が大人に遠慮せんでえぇねん。それに此所ワシの知り合いがやっとる病院やねん」


「そうなんですか」


「だから保険証とかいらんから良かったな!」


松山さんはニコッと笑った。


あぁ…


この笑顔を見てるとホッとする。