そして数ヶ月後ー…。
母は和樹さんと結婚した。
特に嬉しくはなかった。
結婚式の時は幸せそうにしている二人をただ呆然と見ていた。
それからは
和樹さんと
三人で一緒に暮らすことになった。
三人で一緒に暮らす事になってからは地獄だった。
「あの…学費代…」
学校から渡される学費代の袋。
それをビクビクしながら渡す自分。
「あ?和樹さんに言ってよ」
「…はい」
まだ母から殴られるほうがマシだった。
仕方なくソファーに座っている和樹さんのとこまで行った。
「和樹さん…これ」
さっきと同じように和樹さんに渡す。
それを和樹さんは受け取って
「あ?なんだこれ?」
それが何か知ってるくせにそう聞いてきた。


