昔のこと…。
そうもう昔のことだから。
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『邪魔』
ドンッという音をたて、お腹を蹴られ壁に背中をぶち当てた。
お腹に激痛がはしる。
「うっ…」
服を少しめくりあげると、赤黒い痣が出来ていた。
それは昨日一昨日も何回もそこを蹴られたからだろう。
ズキズキッとそこが熱を持って痛みを増す。
痛みにそこでうずくまった。
そんな様子を見て
『母親』は満足そうに笑って出ていった。
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