愛のない世界なんてない






チュンチュン…………………





鳥の囀りを聞きながら朝、起きる。
「んー…………」
気持ち良いほど伸びをする。
その中、圭は先にリビングに行った様子。
私も着替えて直ぐ様リビングに行った。
「おはよう」
先に挨拶したのは裕次だった。
「何、珍しい」
私は台所に行く。
「うん。気分」
「あっそ」
私は珈琲をゆっくりカップに入れる。
「あ、圭は?」
「用事でいなくなった」
「何かあったの?」
「なんか小学校の友達10名に会いに行くらしい」
「同窓会みたいだね」
「うん」
珈琲を注ぎ終わった。
「裕次は小学校で誰の事好きだったの?」
私は椅子に座って裕次に問う。
「そりゃあ咲だよ」
「小学校一緒だったんだ?」
「当たり前」
「どっちがどっちの事好きだったの?」
私はまた問う。
「俺が咲の事好きだったの」
正直、それが耳に全部入るとビックリした。
「そんで咲は俺の気持ちに応えてくれたの」
「どういうとこが好きだったの?」
「可愛い所」
「面食いだね」
「黙れ」