六日目の朝。




「おはよ」
圭が言ってきた。

「うん…おはよう」
私と圭は二人で布団にもぐりこんでいた。

「昨日の感想は?」

「…ない」

「俺と付き合って♪」

「…別にいいよ」
目を合わせられない。

「ありがとう」

「チュウしようよ~」
圭が言ってくる。

「やればいいじゃん」

「…うん」



私と圭は今日も唇を重ねた。


「華ちゃん、また後でしようよっ」

「やるもんか」
私は断った。

「じゃあ昨日の続き♪」



「……っ」
これが苦手だ-





私は身を引いた。

「それ…無理…」

息切れした。

「へぇ」