恋ヲシテ愛ヲ知ル。



「あー楽しっ!莉奈と同クラになれて、ほんと良かったぁ!」

「こっちのセリフ〜」



ガラッ


ドアが開いた。


「席着けよー!」


どうやら8組の担任らしい。


気がつけば周りはこれから一年間共に過ごすクラスメイトで溢れていた。


「じゃあちゅり、またあとでっ」

「うんっ」


出席番号順に座るよう黒板に書いてあったので、後ろから2番目の席に着いた。