【企画】執事さんと秘書さん【キャラバト】




「本当ですね」


はぁ、とクラウンは大きくため息をついた。


「そこはかとなく感心いたしますレインさん。

よくもその細腕で…ああ、失礼しました」



女扱いはいけないんでしたね、と付け加えて執事は苦笑いを浮かべた。



再び空間を歪ませ、次は二本の西洋剣を取り出した。



取り敢えず彼女を無傷で追い返すのは不可能と判断し、強制排除に取り掛かる。