「そろそろ帰るか。」 祐二の言葉にそういえばと思い、あたりを見回すと、もう夕日が出ていた。 「早く帰らないと日が暮れちゃう!」 と言い、2人で来たときのようにいきよいよく鳥居をくぐり、家路についた。 いつも取っているところとは比べ物にならないくらい蝉を取ることが出来たので、俺はそこを気に入り、何度も足を運んだ。