「…ありがと、研ちゃん。」 「わたしね、研ちゃんに出逢えてすごく幸せだったんだよ?」 …え? 「わたし、村の人に嫌われてて。神社に来てくれる人なんて誰もいなかった。だから、研ちゃんが来てくれたときすごくうれしくて。」 「でも、研ちゃんにはお友達がいたから、邪魔しちゃいけないと思って、中に隠れてたんだ。」 アカネは言葉をつむぎ続ける。