美奈「あら?今回はちゃんと自分で泣いたの?」 姫「へ?」 そう言うなり母さんは私の頬を両手で挟んで瞳を覗きこんできた 美奈「良かったわ。貴女は昔からいつも気丈に振る舞うから、辛くても辛いなんて言わないじゃない? だけど、今回はスッキリした顔してる。誰かが傍にいてくれたのね?」 誰かと聞かれ海斗に抱き締められた事を思い出し頬に熱が集まってしまう そんな私にクスリと笑いかけ何も聞かないでくれる母さん。 なんか…バレてしまってる気がするわ。お母様…