ザアー

強く、それでいて優しい風が姫華を包んだ。

姫「桃、華…?」

一瞬、桃華の声が聞こえた気がした。

気のせいかもしれない…
だけど、

姫「…………ありがとう…行ってきます!」

大丈夫。私は1人じゃないもん!
桃華、見守ってね?