走っていると、キミを見つけたよ。




でも、泣いてる?



ゆっくり近づいて、優しく言葉をかけた。



「どうした?」

『振られちゃった・・・』

そんなに好きだったんだ。
その時初めて人の愛の重さに気づいた。


キミの涙は見たくない。


その顔を見ないように

僕はそっと、キミの腕を引き寄せ
キミを抱きしめた。



キミが泣きやむまで、


神様、、

この時を止めて下さい。